株式会社ファイブスターズ アカデミー

現在、温暖化防止とか、地球環境保護という名目のもとに行われている様々な活動の多くは、
ほとんど科学的な根拠をもたない可能性があります。

詳しくはこれから具体的に検証していきますが、科学的根拠がないからといって
やってもムダということではありません。

いや、今の日本にとっては非常に意味のあることです。
どういうことかというと、それで消費が活発になるからです。

エコ家電も、エコカーも環境保護という観点ではほとんど効果のないことですが
これらを購入することは経済という観点では効果があります。

以前、経済のことについてシリーズでブログを書いていましたが、
今の日本にもっとも悪影響を与える経済行動は、ズバリ「貯蓄」であるとお話しました。
みんなが消費を控えて節約に励むとますます景気が悪くなり、
やがて多くの国民が失業してしまうことを、「節倹のパラドクス」というのでしたね。

今日本経済が低迷している原因はきわめて明確です。
「需要不足」です。
ですので、突然海外への輸出が急増するということがあれば別ですが
解決策としては国内の貯蓄が減って消費が増えることです。

エコバッグは、環境保護にとってはまったく意味のないことですが、
それで消費が活性化してスーパーの売上が上がれば大いに意味があることなのです。

ですので、環境保護にはまったく役立たないエコ活動でも、
景気回復には役立ちますので大賛成なのです。

そもそも私は、ＣＯ２を削減すること自体必要ないと思っているのですが
その話はまた追ってしましょう。