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5☆s 講師ブログ

水道水は安全か

11日に観測史上最大規模の大地震がありましたが、皆様に被害はありませんでしたでしょうか。
被災されてお亡くなりになられた方々には、心よりお悔やみを申し上げます。

また、今後余震が続くだけでなく、他の地域での大地震を誘発する可能性があります。
12日朝に長野で地震がありましたが、これなどはもともと地下にひずみがたまっていたのが
今回の大地震の刺激を受けて解放されたものと考えられます。

地下のひずみは、東海地震が懸念される地域だけでなく、
日本や近海の地下のあらゆるところで溜まっています。
つまり、今回の地震がさらなる大地震の引き金になりかねませんので、
今後十分な注意と備えが必要です。

さて、前回、水道水について予告しましたのでお話します。
一時期、家庭用浄水器というのが爆発的に売れました。
カルキ臭だけでなく、トリハロメタンという発がん性物質までも取り除いてくれるという謳い文句でした。

一時、このコマーシャルメッセージは、テレビでずいぶん流されましたので
こんな私でも「トリハロメタン」という言葉を覚えてしまいました。
では、トリハロメタンとは、そんなに危険な物質なのでしょうか。

結論から言うと、普通に水道水を飲んでいる限りは
これが原因でがんになることは絶対にありません。

では普通でない飲み方をしたらどうでしょう?
がんが発生する確率はゼロではありませんが、それはこんな飲み方をしたときです。

毎日、水道水をドラム缶で5~6本分ほど、50年以上飲み続けると、がんが発生する場合がある。

しかしですよ。
ドラム缶1本だって、一気に飲んだ日にゃ死んじゃいますよね。

なんでも、水道の蛇口から出る水を安心して飲める国というのは
世界でも6カ国くらいしかないそうです。
豊かな水の国に住んでいることに感謝しましょう。
今回の地震で断水している地域があるというニュースを目にして、水道のありがたさを痛感しました。

アルカリイオン水というのも、酸性の体をアルカリ性に改善するとして一時流行りました。
しかし、そもそも人体は常に弱アルカリ性に保たれていますから、酸性体質などないのです。
よく考えれば、胃液は強い酸性ですので、それをアルカリイオン水で中和するためには
相当な量を飲まなければならないことが分かりますよね。

次回は、焼き魚のコゲを食べるとがんになる話の真偽を検討しましょう。

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