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5☆s 講師ブログ

幸せホルモン(2)

幸福のホルモン「セロトニン」の第二回です。

セロトニンが注目されるようになったのは、うつ病で悩む人が増えたことと関係があります。
と言うのは、うつ病の人の脳内では、セロトニンの量が少ないことがわかったからです。
現在、うつ病への最も有効な薬はSSRIというタイプの薬ですが、これは脳の中のセロトニン量を増やす働きをします。

これはサルでも確認されています。

ボスザルはセロトニン濃度が高いそうです。
しかし、いったん失脚すると濃度は低下します。
ところが、ボスに復活すると、また高くなるそうです。

母ザルで見てみましょう。
濃度の高い母ザルは、子どもをしっかり抱いています。
しかし、低い母ザルは行動が気ままで、自分の子供なのにあまり関心を示しません。

一般的に、濃度の高いサルは社交的です。
一方、低いサルは孤立していることが多く、アルコールを含んだシロップを好んで口にします。
つまり、酒に溺れやすいということです。

でも、このセロトニン濃度は一生同じというわけではありません。
生まれつき濃度の高いサルでも、親から離されて育てられると低くなるそうです。
どうも、子どものときの育てられ方が相当影響しているようです。

しかし、先ほどのボスザルの例を見てもわかるように、セロトニンの量をコントロールできれば成功を手に入れることも可能です。
そして、その成功が更にセロトニン濃度を高めることになるわけです。

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