講師ブログ

ダンシャリアン

2010年08月20日

私はストレス解消に大々的な掃除をします。
8月は少しのんびりする時間があったので、毎日のように部屋のあちこちの大掃除をしました。
冷蔵庫から物置、パソコンの中身までありとあらゆる不要なものを捨てまくりました。
 
部屋を掃除すると不思議なもので気分もスッキリ爽快になります。
どんなに探しても出てこなかった資料を発掘したり、整理整頓されることで
無駄買いすることもなくなったりと良いことづくめです。

最近はこのような片づけ術のことを「断捨離」というらしいです。
もともとヨガの断行・捨行・離行から生まれた言葉のようですが、
「入ってくるものを断つ」「ガラクタを捨てる」「モノの執着から離れ、
ゆとりある自在の空間にいる」という意味とのこと。

まさに日頃から私が衝動的にやっていた大掃除はこの「断捨離」そのものです。
こういう片づけをする人たちのことを「ダンシャリアン」と呼ぶらしいですから、
私のその仲間入りというわけです。

夏休みも終わりまた忙しい日々に戻りますが、時折この「断捨離」をして、
すっきり元気に頑張りたいと思います。


痩せる靴

2010年08月10日

先日ある研修で、一人の受講者の方の「この靴を履いてウエストが4cm細くなったんです」
という言葉にすかさず反応し、興味津々で靴を見せてもらったところ、体重の掛かり方で
インナーマッスルが鍛えられる特殊な構造になっているとのこと。

その時は「ふーん」程度にしか思わなかったのですが、数日後ふらっと立ち寄った靴屋に何と
その靴が置いてあるではないですか。これは履いてみなければ・・・!と思わずためし履きをし、
インストラクターの話を聞けば聞くほど、これは本当にウエストが細くなるかもと、思わず衝動
買いをしてしまいました。

翌朝、05:30から近くの公園へウォーキング。靴の前方が斜めになっているので、ちゃんと
踵から体重を乗せて歩かないと上手く前進できません。止まっている時も踵に体重がかかる
ようになっているので、背筋も自然に伸びて姿勢が良くなり、何となく腹筋も使っているような
気がします。

少々値段は張りましたが、履いて歩くだけで痩せるのならば安いものと、その後数日、快調に
ウォーキングを続けていたのですが、4日目の朝、途中で豪雨に見舞われ、全身ずぶ濡れ。
靴の中もびしょびしょになり、そのまま乾かしていたら、朝の早い研修が立て込んでしまい、
結局その後一度も履かずに1週間が過ぎてしまいました。

魔法のような痩せる靴、きっとその効果はあるのでしょうが、買うだけで満足していたのでは、
どんな魔法も効きようがないのは間違いないようです・・・。


数字に踊る

2010年07月28日

先頃、政府より2つの興味深い数字が発表されました。
一つが「ひきこもり:70万人・予備軍155万人」。
もう一つが「平均寿命:女性86.44歳・男性79.59歳」。
いずれも新聞各紙の第一面を飾り、ニュース番組等でも大きく話題に取り上げられていました。

確かに数字だけを見ると、かなりセンセーショナルです。
ひきこもりに関する数字に至っては15歳~39歳(3880万人)の内、
70万人がひきこもりで155万人がその予備軍ともなれば、
35人クラスの内2人はひきこもり関係者であることになります。

ただあるコメンテーターが言っていましたが、こういう数字は果たしてどこまで現実に即しているのか
を理解するのが重要だと思います。

実際、ひきこもりに関する質問肢を見ても、『「趣味の用事」や「コンビニ」には出かけるが
基本は家にいる』状態が半年以上続いている』人までひきこもり群と定義してしまうと、
昔の「家事手伝い」は全部この中に入ってしまうのではないでしょうか。

平均寿命についても、4年連続で過去最高を更新し、女性に至っては25年間世界一とのこと。
数字だけを見ると不老不死は人間の長年の夢ではあり、
それを更新し続けている日本はすごいかもしれませんが、
果たして長生きをしやすい社会に私たちは生きているのでしょうか。

数字はその状況をイメージしたり理性で判断するには有効かもしれませんが、
その数字の裏にある事実、そしてその数字を見て何をしなければいけないのかを
しっかり認識しなければ、単に数字に踊らされていることに他なりません。


国を越えて

2010年07月23日

ベルギーから15年来の親友が2人の息子を連れて、我が家に10日ほどホームステイをしていました。
彼女は国籍は違えど、考え方や生き方が私と似ていて、一緒に会話をしていてとても楽な人です。

これまでにも何度か日本とベルギーを行き来していたのですが、互いの息子を交流させるのは初めて。
果たしてどうなることかと不安と期待が入り混じった気持ちで、子どもたちがご対面。
最初の頃こそ緊張した様子でしたが、すぐに打ち解けて3人が頭をつけ合わせて、
彼らが持ってきたゲームに興じています。

しかし、お互い言葉は一切理解できません。
彼女の息子はオランダ語、我が息子は日本語しかできず、状況説明をする時は
それぞれの母親が英語で話し、それを母語に通訳しなおすという2段階説明が必要です。

それでも3人はいつも一緒で、多くを語るわけではないけれど、なぜかコミュニケーションは
取れているようなのです。
千葉の田舎へ小旅行に行った時には、川に入ってちびっこ探検隊をしたり、田んぼのあぜ道で
カエルを捕まえたりと、キャーキャー言いながら、楽しい夏の思い出を作っていました。

マイケル・ジャクソンをかけた時は、3人が"Beat it!"を熱唱し(とはいえ"beat it!"とサビの部分だけで
あとはゴニョゴニョ言っているだけでしたが・・・)、国を越えて、文化を越えて仲良くなっている姿は
何ともほほえましいものでした。

彼らが帰国した後、息子に「英語勉強する?」と訊ねたところ、今まで全く興味を持たなかったのが、
にわかにやる気が出たようで「やってみようかな」との返事。
来年は私たちがベルギーに行く約束をしているので、それまでに母親なしでお互いがコミュニケーションが
取れるくらいまで、成長してくれればと期待しています。


退化

2010年06月22日

週末に家族でドライブに出かけました。
いつものように車のナビに行き先を入力し、あとは誘導されるままに走っていたのですが、
突如ナビ機能がおかしくなり、自分がどこにいるのかわからない状況になってしまいました。

あちこちのスイッチを押しまくり、ようやく機能が回復しなんとか目的地まで辿り着いたのですが、
約束の時間があっただけに、居場所がわからなくなった時はかなり焦りました。

車のナビゲーション機能がない時は、事前に地図を見て行き先を確認し、
走行中も自分の居場所をこまめにチェックしながら運転していました。
しかし、今は完全に車の機能に頼り切り、自分で身体を使って覚えることをしません。

パソコンの普及とともに、漢字が書けなくなってきていることも同じです。
自分でペンを使って文字を書いている時は、身体に漢字を叩き込みながら覚えていくので、
スラスラ書いていましたが、今は何となく漢字の形は解るものの、
点が抜けていたり線が1本多かったりと板書をする時は冷や汗ものです・・・。

便利なデジタル機器に頼るのは悪いことではありませんが、
人間の本来持っている五感を退化させてしまうことにもつながりかねません。

じゃあ、これから地図を見ながら運転をと思いきや、私は「地図の読めない女」なので
こちらもやはり相当不安です。
どうしたら良いものやら、頭が痛い悩みです。


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