講師ブログ

体のリラクゼーション

2010年03月02日

冬季オリンピックの女子フィギアスケート。真央ちゃんの銀メダルは素晴らしかったですね。
キム・ヨナ選手は、別次元とまで称される程の圧巻のパフォーマンスで優勝。
凄まじい重圧の中での、まだうら若き乙女の戦いに、感動で思わず目頭を熱くされた方も
多かったのではないかと思います。
前日の公開練習も放映されましたが、真央ちゃんは終始張りつめた表情で、
緊張が伝わってきたのとは対照的に、キム・ヨナ選手にはある種の余裕さえ感じられ、
演技の後には手応えを確信したかのように微笑んでいたのが印象的でした。

スポーツでも、仕事でも、健康でも、「こころの緊張」は「体の緊張」であり、
緊張状態では何をするにしても、最高のパフォーマンスは望めないと言われています。
緊張すると、本来のエネルギーが制限されてしまうのです。

昨年、ファイブスターズアカデミーが主催した齋藤隆先生の講演でも、先生は途中で
「皆さん、座りっぱなしでエネルギーが低下してきましので、1分間ジャンプをしましょう」
とエクササイズを入れておられました。

過度な拘束や緊張のない、リラックスした心身の状態であればこそ、
健康でも、仕事でも高いパフォーマンスを発揮できるものでしょう。

そういった意味では、長時間座ったままでの仕事をしなければならない方は、
自己の体管理・エネルギー管理をすることで、パフォーマンスコントロールをすることが大切です。
しかも、そこに「ストレス」が加わるとしたら、尚更のことです。

私も最近、強度のストレス状況を経験しました。
しかし、ストレッチとボディワークで、何とかバランスを保つことができました。

特に運動不足の方は、簡単なエクササイズやストレッチなどのボディワークを、
生活習慣にすることをお勧めしたいですね。
適度に運動や体を動かして、体をリラックスさせることは、エネルギー(活力=生命力)を充填し、
高める方法でもあると思います。

心のストレス耐性を高めることも大切ですが、同時に「ストレスを許容できる身体づくり」も とても大切なことなのです。


セレンディピティ(serendipity)

2009年04月24日

先日、大きな本屋に行きました。
平積みのベストセラーコーナーは、勝間和代さんと茂木健一郎さんのお二人の本で
これでもかとばかりに独占されていました。

何冊かを手にとり、関心のある部分だけ読んでみたのですが、お二人の本に共通した
言葉が目に入りました。
それは『セレンディピティ』です。

セレンディピティとは、何かを探している時に、探しているものとは別の価値あるものを見つけること。
また、ふとした偶然で思ってもいなかった幸運を掴むことだそうです。

「偶然」とか「思いもよらない」とは言っても、むしろ必然というか、それを引き寄せている、
といった感じのほうが強いのではないでしょうか。
ユングの『シンクロニシティ(共時性)』というのは、意味のある偶然の一致ということですが、
なにかそれに近い原理のような気もします。

そういった、「運」や「つき」だけでなく「健康」についても、良い未来を引き寄せるための簡単で
再現性のある「スキル」があれば、多くの人に喜ばれることでしょう。

実は、このことは、私の15年間の研究テーマでもありました。

純粋に情熱やエネルギーを集中して取り組んでいた事柄に、そういった「ごほうび現象」が
生じるような気がします。

多くの発明や発見、事業の成功に関する逸話などで、こういうメカニズムが働くことがあります。
いずれにしても、まずは情報を発信し、行動しないことには始まらないということですね。

同じようなことについて、別の脳機能学者はこんなことも言っています。
① 物理空間は変えられないが、情報空間は自由に変えられる
② 創造的無意識 = ホメオスタシス = 情報空間
③ 自己の存在定義(セルフイメージやゴール)が情報空間に作用する
 
今をときめくベストセラー作家がそれを実用原理として紹介し、多くの読者を通じて世の中に
影響を与えているということは、その概念がより標準に近づいているということなのかもしれません。


未来への学校(人間)教育

2009年02月23日

2月中旬、大阪のとある私立中学校(男子校)から、「社会人講演」の
ご依頼をいただき行ってきました。

研修施設で3泊4日で行われる合宿形式で行われ、
通常の授業科目と並行して、私のほかに、大手企業人事担当者、大学教授、
ライフプランコンサルタントの計4人の90分の講義が組み込まれているというものでした

私にとって初めての経験であり、何を話そうか…と思案したのですが、依頼書には
次の三つの要望がありました。
①職業選択について(略歴、きっかけ、人生観など)
②仕事内容について(やりがい、想い、キャリア形成など)
③社会人として(生徒へのアドバイス、社会の厳しさなど)
この中から、私の今までのキャリアと人生観について話すことにしました。

その中で、私は、日頃からできるだけ早い年齢で知っておいた方が良いと
痛感していた、「こころのセルフマネジメント」についてお話をいたしました。
しかし、中学3年生にどれだけ伝わり、それが受け入れてもらえるのかについては、
少々自信はなかったのですが、先日、「大変よかった、中学生にも充分伝わっている
この種の講座は今後も継続する」とのメールをいただき、ほっとしているところです。

生徒さんの解釈はいろいろで、取り違えてしまう危うさもあるとは思いますが、
何はともあれ、何ごとも、前例のないことを企画立案された先生の「志」に心から拍手し、
こういった取り組みが非常に意義深いことだという反響をいただことに、ある種の
幸福感を感じています。

「頑張れ、中学生! 未来の日本、いや、世界は、君達にかかっているのだぁ~」

                                


 2009年の「場」を先取る!

2009年01月05日

あけましておめでとうございます。2009年がスタートしました。
今年はどんな1年になるでしょうか?
   
おおかたの専門家の予測は、世界的経済不況の余波がますます拡大浸透し、
経済、企業経営などで、今までのやり方や常識が通用しなくなり、新しいパラ
ダイムにシフトせざるを得ない混乱拡大の1年になるという見解で一致しています。

しかし、外側の現象に、必要以上に内側をコントロールされないように注意しな
いといけませんね。内側とは、完全自由な自己選択の世界です。
「逆境? リストラ? どん底? 給料カット?…、待ってました! どんと来い! 
乗り切ってみせましょう!」と、考えられたら良いですね。   
  
「景気」、「天気」、「活気」、「元気」、「人気」、「士気」、「陽気」、「強気」、「覇気」……。
まだ科学という概念もない昔に、古人は目に見えない、空気、雰囲気、発している何か、
エネルギー的なものを、「気」という文字で表しました。
森羅万象は大きなエネルギーの流れで生起します。陰もあれば陽もある。
陰極だからといって悪いわけではありません。逆境や変化を強いられることで、
新しい大きな進化、変革、成長がもたらされることは歴史からも明らか。

先日テレビで、リストラ勧告されたサラリーマンが、「まずは、体力をつけないと」と
ジョギングしながらインタビューに答えていました。私は「やっぱ、体力は大事だよね」と
思わずニンマリしてしまいました。『元気がぁ~あればぁ~何でもぉ~できるぅ~!』と
キャッチフレーズもありましたが、確かに「元気」こそ文字通り「高いエネルギー状態」です。
もちろん、高いエネルギー状態といってもハイテンションのことではありません。 

私は、「自身のエネルギーレベルと生起する現象」について、20年近く研究しておりますが
このふたつは確実に相関しています。また、お付き合いのある「今、上手くいっている方々」は、
例外なく高エネルギーで、会話中の言葉は、ほとんどがプラス言葉、そして明るい未来を
好んで話すという共通点があります。
   
現在とは、英語で「present」。pre…前に sent…送られたものということで、「贈り物」という
意味もありますね。つまり「今この瞬間」は、過去から送られていることになり、だとすると、
未来を創っているのはまさに、「今」ということになりますから、今、望む未来のイメージ、
プラスの情報を発信することが大事だという理解にもなりますね。
「今」だって、次の瞬間には既に過去。時間とは、未来から過去に向かってどんどん流れ
ているのかもしれません。 

スポーツのメンタルトレーニングでは、事前にもう既に思い通りの最高のパフォーマンスを
終えたかのようなメンタルリハーサルを行ってから、無心で場に臨むというスキルがあります。
ジャックニクラウスの、「打つ前に打つ」とは名言。これは、望む未来への「場づくり」に他なり
ません。思い、イメージ、そして言葉は「場」を形成します。

この新年、皆さんご自身のエネルギーレベルと発信した情報はいかがでしたでしょうか?
バラ色に光り輝く、素晴らしい2009年となりますことをお祈り申し上げております!
                                                                                            
                            


思いと言葉

2008年10月28日

「猫カフェ」というのが、流行っているそうです。
携帯CMのワンちゃんも大人気で、みんな癒されたいんですね。
犬や猫は物心ついた人間と違って無邪気(イノセント)。
何でも、2歳児と同じ程度の知能指数とか……。
吠えたり引っかいたりはしますが、余計なこと考えませんから
邪気がありません。

そう考えると、私たちがふだん何気なく使っている意識、感情、
言葉などには細心の注意をしないといけませんね。
結構、知らず知らずのうちにマイナスエネルギー(邪気)を発信
してるんじゃないでしょうかね。
物理では同調したものを引き寄せるということらしいですから、
下手にマイナスのエネルギーは発信できませんね。
恐い、恐い…。

先日、パリーグ・プレーオフの西武戦で快投したダルビッシュ投手の
コメントは印象的でした。
インタビューアー :「追い込まれた状況にも拘わらず、素晴らしいピッチングでしたね!」
ダルビッシュ投手 :「だって、追い込まれれば追い込まれるほど、楽しくないですか?」

また、かの故松下幸之助さんは、「私は事業で失敗したことがない」と
晩年まで言っていたそうですが、側近幹部は、
「とんでもない。失敗もかなりあった」ということらしいです。
これは、ご本人が「失敗」と意味づけしていなかったために、彼の意識の
中では「失敗」と記録されていなかったということでしょう。
「気を落とさない」メンタリティは、プラスのエネルギーを引き寄せるのでは
ないでしょうか。

仏教では、潜在意識を「阿頼耶識(あらやしき)」と呼び、生まれてから
全ての記憶や感情が記録される蔵のようなものだと捉えています。
そこにどのような情報を瞬間瞬間ストックしていくのかは、未来に対して
少なからず、いや決定的に作用する可能性があります。

大失敗した時、プレッシャーがかかった時、自分に不都合なことばかりが
起こる時、どん底に突き落とされた時、どんなメンタリティ、どんな言葉を
選ぶのかは、その人その人の自己選択ということになりましょう。

大失敗⇔さらなる大成功へのステップ!
プレッシャー⇔楽しい!
トラブル⇔ついてる、キャパを広げるチャンス!
どん底⇔後は昇るしかない、復活への挑戦、ワクワク! 
といきたいものですね。 


  • 1ページ目
  • 次へ